お水取りのついでに奈良を散策
TANUKI の 近況報告   お水取りのついでに奈良を散策     2013. 3. 3〜5.
まずは、「ならまち」をぶらりと散策しました
再び元興寺にも行きました 今回は行基葺きの屋根瓦をじっくりと・・・・
興福寺・・・また、阿修羅さんに会いたくなって・・・・ 春日大社も・・・今回は時間をかけて、ゆっくりと参拝しました
回廊の灯籠は雰囲気がありますね〜 ちょっと足を伸ばして夫婦大黒社へ 十五社巡りにもチャレンジ
不退寺・・・とても静かな趣のある古刹でした 海龍王寺・・・一度行ってみたいと思っていました 夢が叶いました
秋篠寺・・・優美な技芸天さんに会えました 帰りに生駒で途中下車 宝山寺に行ってみました
お水取り(二月堂修二会)大松明を見に行ったついでに・・・・

 今回の旅は「東大寺二月堂修二会(お水取り大松明)」が第一の目的でした。奈良国立博物館の「お水取り展」を見て、お水取りセミナーに参加、そして、お松明の写真を撮りたい・・・・と、2泊3日の奈良への旅を計画しました。
 でも、奈良に着いた日の午後、次の日の午前中、3日目の昼過ぎまでは奈良をぶらぶらと散策できます。遠くまでは行けませんが、今まで行ったところを改めてゆっくりと見て歩きました。不思議なもので、2度3度と行く度に新しい発見があります。これが奈良の魅力、1300年の歴史の重さなんでしょうね。
 TANUKI 夫婦は奈良の仏様が大好きなんです。奈良の仏像を見てると、何か説明はできないのですがビビッと感じるのです。まるで仏様が何か語りかけてこられるような、そんな感覚です。申し訳ないけど、京都とかではこの感覚がないのです・・・・不思議です。

1日目は「ならまち」を散策しました

 「ならまち」をゆっくりと歩いてみたいと思って、奈良に着いて、ホテルに荷物を預かってもらってから出かけました。特に目的も、行ってみたいところもなく、ただぶらぶらと歩き回りました。途中、すてきな趣のあるお寺の屋根を見つけました。「えっ、元興寺?」と思いましたが、金躰寺というお寺でした。カレーライスで有名な十輪院も見つけました。元興寺も再び行ってみました。ただ今回は、本堂にも上がらず、曼荼羅も特別展なるものも見ず、ひたすら行基葺きの屋根瓦を眺めてホテルに帰りました。

2日目は、お水取りセミナーまで興福寺と国博、春日大社に

 興福寺の五重塔は、飛鳥荘の窓からも眺められますが、三重の塔へは行ったことがなかったので、まず南円堂と三重の塔へ。再建中の中金堂は、覆屋で覆われていましたが、隙間から立派な柱が立っているのが見えました。今回は、我々夫婦の名前を書いて瓦を寄進しました。阿修羅さんにもまた会いたくなったので国宝館に行き、その後、お水取りの予習(?)のために奈良国立博物館の「お水取り展」へ。
 その後、まだ時間があるので、春日大社へ。前回はゆっくりできなかったので、今回はゆっくりと回廊や境内を歩きました。奥にある夫婦大黒社にも行ってみました。十五社巡りにもチャレンジしてみました。

3日目、観光タクシーをお願いして佐保路へ

 奈良に行くたびに、不退寺とか海龍王寺に行ってみたいと思っていたのですが、バスの便利を考えると時間的に難しく、あきらめていました。今回はぜひ行ってみたいので、観光タクシーをお願いしました。飛鳥荘で紹介してもらった個人タクシーの運転手さん、話を聞いてると、奈良の仏像に魅せられて、どこかの大学の先生をやめて観光タクシーを始められた方のようで・・・・とにかく仏像に造詣が深く、おかげでとても有意義な時間を過ごさせていただきました。西大寺や秋篠寺にも行っていただき、有名な技芸天さんにも会えました。ほんとうにありがとうございました。お世話になり、感謝しています。

 近鉄奈良線で大阪に戻る途中、生駒で途中下車。生駒から大阪と奈良を眺めてみたいと思ったのですが、あいにく電源工事のためとかで山上線が運休していました。それでは・・・・と、宝山寺駅から急な参道を登って宝山寺へ。
 今回の奈良も、「お水取り」(修二会)についていろいろ知ることができたし、多くの仏様に出会えた旅でした。
個人タクシーの運転手さんを始め、飛鳥荘のスタッフの皆さん・・・・旅の間お世話になった多くの方々に感謝・・・感謝!・・・です。