山口県北部 豪雨被害
TANUKI の 近況報告   豪雨被害に遭われた方へお見舞い申し上げます!
山口市徳佐の田園風景を走るSLやまぐち号 2012年撮影
豪雨被害に遭われた方にお見舞い申し上げます!

 まずは、山口県北部の豪雨被害に遭われた方にお見舞い申し上げます!
 被害が大きかったのは山口市の北部、および萩市の北部なんですが・・・・全国ニュースで屋根の上で孤立した方やキャンプ場で孤立した子供達を救難ヘリや自衛隊のヘリが救出してる様子などが放映され「山口市・・・山口市・・・」とアナウンサーが叫ぶ(?)ものだから、県外に住むTANUKI の親戚や友人から「大丈夫か?」と電話が・・・・。

 TANUKI の巣周辺は大きな被害はありませんでしたが、それにしても、未明からすさまじい雨でした。気象庁が「これまでに経験したことのないような大雨」と発表してましたが、まさにぴったりの表現と思えるような降り方でした。
 巣の近くにある観測点で時間雨量143mmで観測不能になったようです。TANUKI の巣は、過去の水害の歴史を調べて、道路より50cm盛り土をして建てましたので全く被害はありませんでしたが、近くの県道が20〜30cm冠水し、その水がお向かいのマンションの駐車場に逆流。さらに溢れた水がTANUKI の巣の前の道路へ・・・・。道路が激流の川に変わっていました。
 周辺でも、床下浸水した家や水没した車など、結構被害が出たようです。でも、市の北部の方は深刻で・・・・山崩れや床上浸水、道路や鉄道が寸断されています。シーズン前のりんご園が全滅したとか・・・いろいろな被害状況が伝わってきています。。
 JR山口線も数カ所の鉄橋が流され、地福駅〜益田駅間が不通になっています。復旧には1年ぐらいかかるとか。SLやまぐち号も・・・夏休み期間なのに・・・今年は運行中止となりました。SLの転車台が小郡(新山口)駅と津和野駅にしかないので仕方ありません。残念ですが・・・・。湯田温泉のホテルも、やまぐち号の運行中止に伴ってキャンセルが・・・・。観光被害も大きいようです。

 それにしても、あれだけの豪雨被害地で数字上の被害が少なかったのは、今回、被害の大きかった地域が、地域コミュニティがしっかりしている地域だったことが幸いしたようです。新聞社も取り上げて記事にしていましたが、避難も迅速で地域の人が助け合って人的被害をなくしたようです。市からの避難勧告が出る前に避難を完了していたとのこと。市からの避難勧告を待っていたらどうなってたことか・・・・。
また、避難先での炊き出しなど避難者へのサポートも地域コミュニティの力が発揮されたようです。すばらしい地域ですね。

 ニュースによると、豪雨は次に東北の方を襲っているとか。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。どうか、これ以上大きな被害が出ませんように・・・・。