周防国分寺に初詣!
TANUKI の 近況報告     鴻の峰に登ってみました!   2022. 1. 9.
木戸孝允(桂小五郎)を祀る木戸神社から出発 TV&FM中継局に至る林道が緩やかに山腹を巻いています
中腹から山口市の眺望・・・「もや」がかっかって残念! 中継局の周辺(8合目)も高嶺城の曲郭(くるわ)跡です
山頂の高嶺城主郭跡・・・石垣の跡が残っています 高嶺城の主郭跡・・・建物の礎石跡なども残っています
鴻の峰山頂三角点・・・標高337.29mの標示がありました 大神宮方向に下山・・・大神宮の奥宮? 岩戸社
中腹の小太郎稲荷さん・・・かなり荒れていました 山口大神宮に下山・・・外宮の横に出てきました
20年ぶりに鴻の峰(標高338m)に登りました!

 山口大神宮に初詣に行った時、鴻の峰への登山道を少しだけ歩いて・・・・久しぶりに登ってみたくなりました。
鴻の峰は町のシンボルのような山ですし、TVやFMの中継局があり・・・・市民はお世話になってる(?)山です。でも、登るのは20年ぶりです。初詣の時に・・・・子供の頃、大神宮から山頂近くまで転々と明かりが点いていたのが家から見えたのを思い出しました。何かの縁日(?)の夜に山頂近くのお稲荷さんや奥宮までお詣りしておられたのだろうと思います。で、今回はその山道を参道を辿って・・・・と思い大神宮へ。
 ところが、コロナ感染防止の分散参拝(?)とかの影響でしょうか、参拝客が多い。当然、参拝者用の駐車場はどこも満車。仕方ないので、鴻の峰の反対側の山麓にある木戸孝允(桂小五郎)を祀る木戸神社へ。神社前に駐車させてもらって、鴻の峰と兄弟山(おとどいやま)の谷間にある木戸公園からTV中継局に至る林道を経由するコースに変更!
しかしながら、林道(車道)を延々と歩くのも・・・・20年前に途中から公園のようになってる「創造の森」「匠の森」を経由して直登したのを思い出して行ってみたのですが、結構道が荒れてて・・・・やはり20年前と違い古希を過ぎたTANUKI 夫婦にはとても無理・・・・林道に戻り・・・・途中、見晴らしの良い場所を見つけてお湯を沸かし、コンビニで買ってきたおにぎりと味噌汁で昼食。生憎「もや」がかかって眺望は望めませんでした。
 TV中継局から頂上の「高嶺城跡」への道も・・・・こんなに歩きにくい登山路ではなかったように覚えているのですが。水害で崩れたりして昔と変わったのか、我々が歳をとって歩けなくなっているのか・・・・。城跡の井戸も、昔は井戸の枠組みがあったのですが・・・・手押し式のポンプがちょこんと立っているだけでした。石垣も崩落が進んでいるような感じを受けました。大内氏から毛利氏に続く山城として貴重な歴史遺産ですから大切に保存したいものです。

 下山は大神宮へ・・・・直登する昔の(?)参道を降りることにしました。しかし、まずは降りる道が・・・・。昔はちゃんとした登山道があったはずなのに。踏み跡とわずかに残されたビニールテープのマーカーを頼りにやっとの思いで、中腹の天照大神と天手力男命を祀る天岩戸を模したような「岩戸社」まで降りることができました。しかし、その先のルートも・・・・ここまでは登山道でしょうから、このルートを利用する登山客が少なくて・・・・と納得しますが、この岩戸社はきっと大神宮の奥宮と言った場所なんだろうと思われますし、参道にはお稲荷さんや多くの神様をが祀られています。その参道も想像以上に荒れていました。階段は崩れ、途中の鳥居も倒れたままでした。ここまでの参拝者も今では少ないのでしょうね。
 荒れた参道を下山するのも大変でしたから、これを直登するとなると・・・・きっと神様が「お前たち夫婦には、このルートは無理だから・・・・」と駐車場を満車にして木戸神社に行けといわれたんでしょうね。
久々に・・・・低山なのに、ちょっとハードな登山をしました。帰ってから足腰が痛い! やっぱり歳かな??