周防国分寺に初詣!
TANUKI の 近況報告    秋吉台の山焼きが終わると春が!  2022. 2.27.
「鳶(とび)の巣」展望台からの眺望 手前の森が「長者が森」
延々と真っ黒なモノトーンの台地が・・・ カルストの白さが、まるで雪みたい!
春を呼ぶ・・・「秋吉台の山焼」

 秋吉台の山焼き・・・・今年は天皇誕生日の23日の予定だったようですが・・・・当日の朝、雪が降り26日(土)に延期になりました。
当日は寒い日でしたけど、天気にも恵まれました。朝に弱い(!)TANUKI は交通規制が始まる早朝までに行くのは諦めて、エアコンのきいた暖かい部屋でライブ配信を。今年はドローンでの撮影の配信もあり、迫力ある映像を見ることができました。炎が走る様子も見事でしたが、空から見たら台地の至る所にクレーターのようにドリーネが口を開けている様子など、日頃のトレッキングでは見ることのできない風景も見せてもらえました。

で・・・毎年の事ながら、焼けた台地を見に行きました

 毎年、山焼き後はカルスト展望台(観光用の展望台)から焼けた台地を眺めるのですが、今回はご近所の方(秋吉台のある美祢市美東・秋芳の町や山焼きに詳しい方)にアドバイスをいただき、「長者が森」を見下ろす台地と反対側の山(長者が峰)にある美東町展望所(「鳶(とび)の巣」という地名だそうです)に行ってみました。
 20年以上昔、何度かここに行ったことはあるのですが・・・・牧草地の中を抜けていった記憶だけが残っています。しかし、道路も舗装され周囲は牧場の牛舎が並んで、全くと言っていいほど風景が違っていました。
何度か道を確認しながらたどり着きました。展望台はトイレもあり、長者が森を眼下に見下ろす絶好のビューポイントでした。ただし、駐車スペースはなくて、車は道路の端に斜めの状態で駐めるしかありませんでしたが・・・・。
 鳶の巣からは、一番カルストが乱立する地獄台から観光展望台手前まで、秋吉台のほとんどが見渡せました。真っ黒に焼けた台地に白いカルストが乱立するモノトーンの世界は実に感動的です。しかし、写真にすると・・・・カルストは、雪がまばらに積もってるような変な姿に見えてしまいますね。・・・・もっと大きな写真にするか、カルストをアップしないと伝わらないかも知れませんね。でも、この眺望が(!)素晴らしいので・・・・ま、これでご勘弁ください!

 TANUKI の住む地方では「山焼きが終わったら春が来る!」と言われています。
もう少ししたら真っ黒な台地から新芽が顔を出し・・・・緑の絨毯が広がります。ワラビもあちこちで芽を伸ばします。
春が待ち遠しいですね!