九州国立博物館 特別展「法然と極楽浄土」に・・・
TANUKI の 近況報告   九州国立博物館 特別展「法然と極楽浄土」 2025.11.26.
新幹線→地下鉄→西鉄(急行と旅人) 乗り継いで太宰府へ 「大樟館」前の紅葉はきれいでした・・・
混雑を避けて、「今王社」横の道をショートカット!! 九州国立博物館の前も紅葉していました
特別展『法然と極楽浄土』・・・香川・法然寺の仏涅槃群像(ぶつねはんぐんぞう)だけは写真撮影OKでした
天満宮の人混みも少なくなったようなので・・・お参りに! 仮殿・・・斬新ですね〜! 屋根の上の草・・・私には???
本殿は改修中! 124年ぶりの改修だそうですが・・・ 帰りは・・・やっとバスの「旅人」に乗れました!
九州国立博物館へ特別展「法然と極楽浄土」を見に行きました!

 前回、九博(九州国立博物館)特別展「はにわ」に続き「法然と極楽浄土」が開催され・・・・後半最後に『當麻曼荼羅』が展示されるとのこと。
 9年前(2016年)、近鉄の特急と普通列車を乗り継いで(当麻駅は特急も急行も停車しない!)當麻寺に行きました。国宝の本堂(曼荼羅堂)で拝観したのですが・・・・お堂内部は薄暗く、よく見えませんでした。しかも本尊である當麻曼荼羅は、後の世に作られた・・・・言わばイミテーション(?)・・・・とは言っても鎌倉時代に作られた重文ですけどね。
 それが今回は、いわゆる中将姫伝説の本物(?)、国宝が九州までやってくるとのこと。これは必見の価値あり!です。

太宰府は、相変わらず外国状態(?)でした

 前回、特別展「はにわ」に行ったとき、地下鉄「七隈線」と西鉄を使って・・・・少々疲れた(?)ので、今回はバスを使おうと決めていたのですが・・・・バスセンターに行ったら、太宰府行きのバス乗り場は長蛇の列でした。ほぼバスセンターの端から端まで続いてて、さらに折り返してる状態。太宰府行きのバス(「旅人」号)は20分間隔で運行されてはいますが・・・今からだと、1時間は並ぶことになりそう。仕方なく地下に降りて、地下鉄空港線で天神へ。西鉄を使って太宰府に向かいました。
 ウィークデイというのに太宰府は人でごった返していました。そして、毎度のことながら聞こえてくるのは・・・・時折日本語が聞こえたら、何だかほっとする、そんな天満宮の参道でした。今回も天神様に参拝するのは後回しにして、観光客があまり利用しない通路をショートカットで九州国立博物館へ。

念願の「當麻曼荼羅」に会えました!!

 お会いしたかった當麻曼荼羅には会えました。それも、ちょうど當麻曼荼羅の前は人が少なく、ゆっくりと眺めることができました。そのほか、五劫院の阿弥陀仏(五劫思惟阿弥陀如来坐像)や見返り阿弥陀さん( ずいぶん前に永観堂を訪れて、永観堂の見返り阿弥陀さんにはお会いしたのですが・・・・今回来ておられたのは山形・善光寺の見返り阿弥陀さんでした)など、貴重な仏像には会えました。でも・・・・曼荼羅ともう一つ期待してたのは「阿弥陀来迎図」だったのですが・・・・国宝の「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」は、残念ながら前期の展示だったようでしたし・・・・今回展示されてた来迎図は永観堂の「山越阿弥陀図」(国宝)ぐらいで、法然さんとそのお弟子さんの像や書がメインのようでした。TANUKI の希望(?)としては・・・・来迎図を、もっとたくさん見たかった・・・・ちょっと贅沢過ぎますかね〜!!

帰りは西鉄バスの「旅人」に乗れました

 展示を見て、九州国立博物館内のカフェで一休みして・・・・天満宮も少しは混雑も緩和してたのでお参りしてから太宰府駅に。博多駅バスターミナル行きのバス停は相変わらず長蛇の列でしたが、ちょうど前のバスが出た直後だったようで・・・・列も少し短いようでしたので後列に並んだら、何とか次のバスには乗ることができました。何度も乗り換えなしに戻れるというのも良いものですね。
 博多駅で夕食用に弁当を買ってから新幹線で帰りました。