くじゅうの思い出 登山道の風景「ソババッケ」
登山道の風景 ソババッケ
「ソババッケ」と呼ばれている、平治(ひじ)と大船(たいせん)、黒岳、3つの山に囲まれた盆地のような不思議な空間があります。
名水100選に選ばれてる湧水「男池」から、風穴がある奥セリへの登山道が延びています。奥セリから大船、黒岳への登山道がありますが共に急登です。この登山道の途中から平治と大船、坊ガツルへの分岐点となる峠「大戸越(うとんこし)」への登山道が分岐していますが、この分岐点がソババッケです。
盆地状の湿地でマユミの群生地です。立ち枯れした木も不思議な雰囲気を醸し出しています。
風穴は昔、養蚕に利用されていたそうです。また「ソババッケ」の名前の由来については「山の側」+「バッケは崖のなまり」と言う説や「蕎麦が栽培されていた場所」というものから「蕎麦が化けた」という妖怪説に至るまで、いろいろあるようです。ま、それはともかくとして、とても神秘的な空間です。
名水100選「男池」から登ります 登山道は明るい林が続きます 途中にある湧水「かくし水」
大戸越に登山道が延びています マユミの木が不思議な空間を醸し出しています
平治岳山頂付近の霧氷と紅葉がみごとなコントラストを演出していました
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