ＪＲで九州半周の旅　その１　　　　　　　2014. 9．1〜3．
	日豊本線で白いソニックに･･･！ 別府について･･･真っ先に地獄蒸しへ直行！ 何度食べても･･･美味〜！！ 雨が降り出して･･･そぞろ歩きもできず･･･海地獄へ 熱帯性睡蓮が温泉を利用した温室で咲いていました 大鬼蓮･･･子供が乗れるそうで･･･でも、１年草なんだそうです 竹瓦から流川周辺をブラブラ･･･路地歩きも楽しい！ 雨も上がって、別府湾の夜景もきれいでした 素敵な喫茶店を見つけました･･･元石炭王の別荘だった建物だそうです 白いソニックに乗れた･･･ms.TANUKI は大喜び！ 　夏休みがやっと終わりました。ms.TANUKI と「夏休みが終わったら慰労会をしようよ。」「どこか旅に行こう！」「どこに行く？」「また地獄蒸しが食べたいね〜。」「別府に行って温泉に浸かって･･･九州横断特急に乗ってみようか。」「それなら、九州半周すべて列車の旅で行こうか。」などと話してまして･･･。TANUKI 夫婦としては、それを目標に指折り数えて夏休みが終わるのを待ってたわけで、９月１日に出発しました！ 　まずは小倉駅から日豊本線特急ソニックで別府に向かうのですが、ここで１つ問題が･･･TANUKI もやっとジパング会員になれる歳になりましたので（ms.TANUKI はとっくに会員になってます･･･女性は６０歳からですから）、ジパングの割引で行くには･･･新幹線「のぞみ」は割引にならないんですよね。ちょうど出かける時間帯には「さくら」とかは走ってなくて、「のぞみ」と「こだま」だけ･･･時刻表を調べてみたら、「こだま」に乗っても、在来線で行っても、小倉から乗るソニックは同じ。それならば･･･と、ＪＲ山口線、山陽本線と在来線を乗り継いで下関へ。さらに乗り換えて関門トンネルを通って小倉へ。 　在来線（山陽本線）に乗るのは数十年ぶり！　ゆったりとした時間も良いものです。車窓の風景は変わってしまってるけど、なぜか懐かしい時間を堪能しました。 　小倉から乗った「ソニック」は白いソニックでした。カモメの車両なんですね。ms.TANUKI は「白いソニックに乗れた！珍しいんだよ！」と、一人ではしゃいでいました。ms.TANUKI は月に１度は実家に帰るためにソニックに乗ってるのですが、白いソニックに乗ったことがなかったそうで･･･。日豊本線に乗るのも数十年ぶりのTANUKI には･･･？？？ですが･･･。 鉄輪に直行･･･地獄蒸しは、やっぱり美味しかった〜！ 　別府に着いて、すぐ荷物をロッカーに放り込んで、路線バスで鉄輪に直行！　鉄輪の蒸し工房も、さすがに人もあまり多くなく、ゆっくりと地獄蒸しを堪能することができました。何度食べても美味〜！今回の旅の目的その１を達成することができました。 　さて、次は鉄輪をまた歩いてみよう･･･と思った途端、いきなり土砂降りの雨。傘は･･･荷物と一緒にロッカーの中！　仕方なく、コンビニでビニール傘を買って、鉄輪そぞろ歩き（？）はあきらめました。海地獄へ行って、睡蓮と蓮を眺め･･･地獄蒸しプリンを食べて駅に戻りました。でも、雨のおかげで、鉄輪一帯から立ち上る湯煙は見事でした。 　全く･･･今年の夏は、何でこんなに雨ばかりなんでしょうね。せっかく鉄輪をもう少しあちこち歩いてみたかったのに･･･。代わりに別府駅から流川周辺をブラブラと歩きました。久しぶりに竹瓦にも行ってみました（お風呂には入りませんでしたが･･･）。よくTVで紹介されてる木造のアーケードにも。この周辺の路地って、情緒がありますね。 　路地歩きを楽しんで･･･さて夕ご飯。夕食は居酒屋さん「二十八万石」って決めてました。前回来たときはリニューアル中とのことでお休みでした。今回は何が何でも･･･と行ってみたら、お店がとてもきれいになっていました。前のお店も情緒があったけどね･･･。大分に来たら、まずは「とり天」を食べなくっちゃあね。このお店は魚屋さんが経営してるらしく、とにかく別府湾周辺で捕れるお魚がおいしいんです。大分のお刺身って厚くて大きいですよね。今回、海鮮丼を注文してみたら、でっかい切り身がどっか〜んと乗っかって･･･どう考えても、ご飯より具の魚の方が多かったような気がします。昼食も夕食も大満足！大分（別府）の味を堪能しました。 　ホテルは、ちょっとだけ奮発して露天風呂付きの部屋を予約しました。部屋の露天風呂に入って眺める別府湾や別府の夜景は至福のひとときでした。でも･･･念のため、この時期（閑散期だそうです）のしかも平日。お値段はとてもリーズナブルでした。これが、シーズン中とか休日前なら･･･とてもTANUKI には手が出ない値段になるんでしょうね。 　雨には降られ、行きたかった場所にも行けませんでしたが、別府の味と別府の眺望を堪能できた１日でした。 素敵な喫茶店を見つけました！ 　別府駅から鉄輪へ行くバスの窓から、ちょっと気になる喫茶店を見つけたので･･･次の日、九州横断特急を待つ間にブラブラ歩いて行ってみました。 古いお屋敷をそのまま喫茶店にしたお店でした。庭も建具もすごく素敵な･･･かつ歴史を感じさせる造りでした。それとなく置いてある調度品もすごいとしか言い様がない！　で、肝心の珈琲の味は･･･これも絶品！芳醇な香りと深いコクがあり、後味の良いおいしい珈琲でした。 　ここはどういうお屋敷なんですかと聞いてみたら、元石炭王の別荘だったとか･･･。「ＮＨＫの花子とアンの･･･例の石炭王さんでは？」「いえ、あの方ではないんですけど･･･近くに白蓮さんの居住跡もありますよ。もっとも、今は跡形もないですけどね。」とのことでした。 　どうりで、凝った造りのお屋敷･･･また別府に来たときは、ぜひまた寄ってみることにしましょう。ごちそうさまでした！