鶴見で霧氷に会えました
TANUKI の 近況報告      鶴見で念願の霧氷に会えました      2014. 3. 4.
ロープウェイの山頂駅は、こんな感じでした・・・・ まだ積雪60cm以上の雪が残っていました
山頂と由布岳展望所付近で、やっと・・・霧氷に出会えました!
由布岳展望所付近が見事でした。ちゃんと「エビの尻尾」になってますね・・・
帰り道、ちょっと日田に。おひな様を見て帰路につきました。
とりあえず、ロープウェイで鶴見山頂へ行ってみよう!

 別府から見上げる鶴見岳は、山頂部分が雪をかぶっているようでしたが・・・・昨日は、別府湾越しに四国がうっすらと見えるほどの良い天気でした。おそらく、来るときにあった高速道路の道ばたの雪も溶けてしまっているでしょう。来るのが1週間遅かった気がします。
 鶴見岳の山頂部は雲がかかってるし、別府の町とは気温が10度違うはず・・・・ひょっとすると・・・と淡い期待を抱きつつも、今回は地獄めぐりもできたし、鉄輪の地獄釜も体験できたし、良いことが3つは重ならないよね〜と、とりあえず行ってみることにしました。

 さすがに朝早いし、この時期だし、ロープウェイの乗り場にはお客さんは誰もいませんでした。売店も閉まったまま。ロープウェイの係の人に尋ねたら「数日前まで、霧氷があったんですけど、昨日、良いお天気だったので全部溶けてしまいました。山頂付近には残骸が残ってるかもしれませんね。」とのこと。
ま、せっかく来たからとロープウェイに。我々だけと思ってたら、カメラを担いだりマイクを持ったりした一団がドカドカと乗り込んできて、ロープウェイの中で撮影を。でも、カメラマンは途中の雪ばかり撮ってるし、疲れ果てたような顔をした若いお姉ちゃんは、カメラが向いたときだけTANUKI には解らない甲高い言葉で180度テンションアップ・・・・最初、我々は前方の席に座ってたんだけど、どうやらカメラの邪魔になりそうなので席を譲ったら、ロープウェイ係員のタグを首から提げた方が「すみません。台湾TVのクルーなんです。」と。
あと2人、日本語を話す方がおられて、福岡のTV局の方で、案内して九州内を撮影して廻ってるとのことでした。

とうとう霧氷に出会えました ラッキー!!

 ロープウェイの山頂駅は、全く周囲の視界がない雲の中。霧氷の残骸でも良いから・・・・と、山頂へ。道はとりあえず除雪してありましたが、周囲は60cmを越える雪が残っていました。係の方々、この除雪は大変だったでしょうね。おかげで山頂まで登れました。感謝です! 台湾TVのクルーも来るかなって思ったのですが、彼らは霧氷には興味ないのか、雪の中、カメラを担いで登るのが苦手なのか、付いては来ませんでした。
 登山道は、確かに木の枝に氷がぶら下がった状態の残骸が所々ある程度でしたが、山頂には・・・・ありました!待望の霧氷が!!
うっすらと付いた状態ではありましたが・・・・。さらに、足を伸ばして、反対側の由布岳展望所(?)へ。ここは強風が吹き荒れていました。寒い!山頂駅周辺が-1℃とのことでした(巨大温度計は0℃でしたけど)が、強風で体感温度はかなり低い気がしました。そして、とうとう出会いました!一面の霧氷! ちゃんと霧氷が発達する過程の「エビの尻尾」も確認できました。
これで青空だったら・・・・すごい写真が撮れたのでしょうね。でも、それは贅沢!無いはずの霧氷を見せてくださった鶴見の神様に感謝しなければ・・・・。

 山頂駅まで降りたら、台湾TVのクルーは雪の中ではしゃぎ廻っていました。この人達、雪が珍しいの?きっと、あの若いお姉ちゃん、台湾では有名なレポーターさんか女優さんなのでしょうね。で、帰りのロープウェイで、またまた一緒になってしまいました。でも、そのおかげで、ロープウェイの係の方が「行きも帰りも、申し訳ないです。」と気の毒がってくださって、「昨日は、四国はもちろん、山口県も宇部あたりが見えましたよ。」とか、山に咲く桜の種類など、鶴見のいろいろな話をしてくださいました。いえいえ、こちらこそ・・・・ありがたかったです。

日田によって、おひな様を見てから帰路につきました

 帰りは、ちょっと日田に寄り道。「天領日田おひなまつり」へ。各地でひな祭りを開催してますけど(TANUKI の巣のある町でも、「アートフル」で竪小路や一の坂周辺、「ひなもん」の阿知須とか、毛利博物館もやってますね・・・)、草野本家のおひな様は圧巻でした。規模もおひな様の歴史も違いますね。ここでも、ブラブラと豆田町を散策してから帰路につきました。

 今回も、いろいろな人に出会え、いろいろなお話を伺えた旅でした。出会えた方々に感謝、感謝です!