鶴見の霧氷が見たくて・・・
TANUKI の 近況報告     鶴見の霧氷が見たくて・・・別府へ     2015. 2. 2〜3.
またまた地獄蒸しを食べに・・・やっぱり美味しい! 別府湾の朝日・・・今回は天気がよさそう!
冷え込むと地獄が元気・・・霧氷が期待できそう! 鶴見山上は一面の銀世界でした
登山道周辺は雪で埋まっていました 雪の花・・・まるで満開の桜みたい・・・きれい!
山頂のテレビ塔も凍り付いていました 一面の雪で霧氷は・・・残念!!
雪の由布岳も、青空に映えてきれいでした 雪のない枝には・・・エビの尻尾がありました
霧氷を見に行こう!鉄輪の温泉に入ろう!地獄蒸しを食べよう!

 正月からずっと、ばあさんダヌキの介護と孫のお守り・・・特にms.TANUKI は全く休みなしでした。「疲れたね〜」「ちょっと、のんびりしたいね」「また温泉にでも行こうか?」・・・このところ、TANUKI 夫婦のリフレッシュは鉄輪温泉・・・半年に1回のペースで行ってますね。
 前回と同じルートで別府へ。前回見つけた「信濃屋」さんでおいしいコーヒーを飲んでから鉄輪へ。地獄蒸しをと行ってみたら30分待ちの看板が・・・。仕方ない。前回は雨で全く鉄輪の散策ができなかったので、今回は今まで行ったことのない路地を捜してブラブラ。
一回りして「地獄蒸し工房」に戻ったら、人も少なくなってました。やっと食べられる! 地獄蒸しは、何度食べても美味〜!!
 TANUKI は鉄輪で「地獄蒸し工房」しか知らないのですが・・・いつも人が多いし、TANUKI にとって意味不明で大きな声が飛び交ってるし・・・どこか地獄蒸しの食べられる穴場(?)を捜さないとね。美味しい物は静かに食べたいものです。

真っ青空が広がってる・・・期待して鶴見へ!

 朝、ホテルで目が覚めたら晴天。しかも結構冷え込んでる。鉄輪の湯煙も元気いっぱい。これは期待できるかも・・・!
1年前、すごくきれいな霧氷は見ることができたのですが、あいにく曇りで・・・真っ青な青空をバックに霧氷をと・・・思ったような写真は撮れませんでした。そう言えば、昨年は旅行に行くたびに雨に祟られました。今年は青空だ〜!

 ホテルで鶴見までのバス路線と乗り換え場所を教えてもらって鶴見ロープウェイへ。
ロープウェイの切符売り場で「霧氷はどうですか?」と聞いたら「数日前に雪が降ったので、山頂一帯は雪で埋まっています。霧氷じゃなくて樹氷のような状態です。」とのこと。
 ロープウェイの山頂駅にあるジャンボ温度計はマイナス5度でした。山頂への道は、最初のうちは除雪も進んでて、下のタイルが見えていたのですが・・・そのうち圧雪状態になって、手すりをしっかり握って歩かないと滑ってしまう状態でした。
 頂上や由布岳の展望台(単なる場所ですけど・・・)にも行ってみましたが、霧氷はありませんでした。樹木に積もった雪がそのまま凍ったような感じでしたが・・・これはこれで、一面に花が咲いたようで・・・真っ青な青空と素敵なコントラストを描いていました。きれい!
 それでも、雪のない枝には、霧氷か樹氷の赤ちゃんのようなものが付いていました。
それにしても、あの雪の中、高級一眼カメラを提げた方、それも結構なご高齢の方がたくさんおられました。まあね・・・そう簡単に「最高の状態での霧氷」が見られたんじゃ、霧氷をターゲットにしてるカメラマンに悪いよね。
 霧氷はダメだったけど、それに代わる美しい風景を見せて頂いて・・・鶴見の神様、ありがとうございます。また挑戦してみますから・・・。

由布院経由で博多へ

 ロープウェイで山麓駅に降りて、バスを待ってたら・・・バス停の横に停まってたタクシーの運転手さんが「何処まで行くの?」「由布院駅まで。」「私、由布院まで空車で帰らなきゃならないんだけど・・・どう?安くしとくよ。」「いくらなの?」と思わず値段交渉。
ま、これはこれでおもしろいかな・・・と話に乗りました。車内で色々話してるうちに・・・どうやら、その運転手さん、我々夫婦を初めて別府や由布院に来た単なる観光客と思ってたようで・・・由布院までは安く運んで、その後あわよくば由布院の観光をと企んでるらしく・・・由布院までの途中で「この先に由布の町がきれいに見える展望所があるんですよ。停めましょうか?由布岳をバックにお二人の写真を撮りましょう。」「ああ、狭霧台ね。いいよ停めなくて。」「えっ?よくご存じですね・・・由布院は初めてじゃないのですか?」
ま、このあたりまでは良かったんですが・・・後の観光案内(?)は実にいい加減で・・・「あの山の向こうに、平たい山がありますよね。あそこが牧の戸です。九重には、あそこから登るんですよ。」「え〜、ここから九重は見えませんよ。もっと、ず〜と左手ですよ。くじゅう連山は見えたとしても、牧の戸は位置的に、ここからは見えませんよ。あの山は岩扇山では?」「そうなんですか?私はずっとそう信じて観光案内をしてましたけど・・・」と、そんな調子で・・・。
 「由布院観光はしないのですか?」「ここは何度も来てるし・・・我々は人の多いのは苦手で・・・」と駅前で降ろしてもらいましたが、残念そうな顔で去って行かれました。運転手さんのお年は80歳とのことでしたが、あの山道・・・しかも由布岳山麓を由布院に下るのはヘアピンカーブの連続で結構な急斜面なのですが、一定速度で実にスムーズな運転でした。ベテランのプロの運転に夫婦して感動してしまいました。
ごめんなさい!儲けにはならなかったですね。

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