2度あることは3度? その2
TANUKI の 近況報告   2度あることは3度? 石仏に会いに国東へ    2016. 9. 8.
天気も良かったので・・・眺望を期待して鶴見山頂へ 山頂はさわやかな風が吹いていました
ここも秋の景色に・・・でも眺望はガスってて残念でした! 山頂駅の上に面白い形の雲が・・・!
急な自然石の階段を上って熊野磨崖仏へ 大日如来さん・・・昔来た時より、何かきれい!
鬼会の里 天念寺に行ってみました 川中不動さん・・・とてもきれいな磨崖仏でした
天念寺の講堂(?)・・・ここが修正鬼会の舞台のようです 山の上に無明橋・・・六郷満山峯入行、すごい修行の道!
とりあえず・・・鶴見に行ってみました

 別府のホテルで目が覚めたら、とても良い天気!これは眺望も期待できるかも・・・と、まずは鶴見に行ってみました。下から見上げたら、山もくっきりときれいに見えてたのに・・・ロープウェイで山頂に上がったら、やっぱりガスってる。くじゅう連山はおろか、隣の由布岳も霞んでいました。でも、山頂は秋の気配が・・・飯田高原同様、ススキが穂を出していました。ま、眺望は全くダメだったけど・・・秋の風を感じられただけで来たかいはあった気がします。

久しぶりに国東半島に・・・

 帰りに、久しぶりに国東に行ってみました。まずは熊野磨崖仏に・・・。ここに来るのは何年ぶりだろう? まだ、子供達が小学生ぐらいだったような気がします。改めて行ってみて、ずいぶん印象が違いました。まず、入り口で拝観料を・・・。前にはなかったような気がするけど・・・ま、良いか!いろいろ保存のためや掃除とかも大変なんだろうし・・・それなりの費用は必要ですよね。
鬼さんが一夜で作ったって自然石の階段も、すごい急勾配でした。入り口で拝観料を払った時「そこの杖を使って良いですよ。上まで健脚の方でも30分です。」と言われたのですが「なあ〜に、前に来た時、そんなに急登だった印象もないし・・・。」と高をくくってたら、「うっそ〜!」って感じで後悔しました。そうか、前に来た時は、もっともっと我々も若かったんだよね。石の階段は磨崖仏さんまでではなく、上の神社まで続いていました。これ?前からあったっけ?99段を越えたら伝説の鬼さん困るんじゃないの?
 不動明王さんも大日如来さんも、すごくきれい(?)になっていました。前に来た時は、大日如来さんも苔に埋もれて・・・まるで線彫りのように見えていましたが・・・。そのわけは、この日最後に訪れた大分県立歴史博物館で分かりました。保存のために、型どりをしてレプリカを作ったんですね。そのために、きれいに掃除して、保存処理をしたんだそうです。なるほど!
 国東で、今まで行ったことのないところに行ってみようと鬼会の里「天念寺」に・・・。歴史資料館に車を駐めて、まずは鬼会の予習?。レストランがありましたのでコーヒーを注文したら、これが絶品!しかも価格は、あまりにも安すぎました・・・こんなに美味しいのだから、もっと料金を取れば良いのに・・・と思いながら「美味しいですね」と言ったら、店の方が「普通ですけど?」と意外そうな顔をされました。「水が美味しいんでしょうか?」「はい、このあたりをサイクリングとかされる方が水が欲しいと言われますので、冷やした水を差し上げてます・・・何か入れ物を持っておられるならどうぞ。」とのことでした。川の中におられる川中不動さん(磨崖仏)も見事でした。天念寺は・・・ずいぶん歴史を感じる(?)建物でした。何体もおられた木造仏は素晴らしい仏様でした。鬼会の時は、ずいぶんたくさんの人が集まられるんでしょうね。

歴史博物館に寄ってから巣に戻りました

 国東をあとにして、今回の復習(?)のため大分県立歴史博物館へ。ここに来るのは2回目。今回は鬼会の展示を見て回りました。国東半島には、まだ鬼会があちこちに残っているんですね。
 帰りは、中津ICから再び東九州道に。行きにはよく分からなかったのですが、帰りは豊前で・・・例の分断された(!)果樹園がよく分かりました。確かに、この東九州道が開通したお陰で、別府や湯布院が近くなりました。くじゅうにも3時間半ぐらいで行けますしね。昔々、子供達を連れてお盆とかにms.TANUKI の実家に行くのに、10号線は大渋滞でした。10号線を諦めて、英彦山を越えたり、日田を回ったり・・・おかげで九州の道には詳しくなりましたが・・・それにしても、今の東九州道は夢のようです。でも・・・でも、ほんとうにこの場所を通さなければできなかったの?。1度決めたら絶対に見直すことも後戻りすることもないお役人様の習性?それとも反対する者には報復する上から目線のお役人様根性?毎回通る度に、ほんとうに申し訳ない気持ちになります。