秋吉台トレッキング
  2008.5.18. 久しぶりに秋吉台トレッキング
西の西山 山頂 398.9m 村境碑を見つけました
カルストが、とてもきれいでした。特に西山からの眺望は、すばらしいものでした。
龍護峰 山頂 415.5m 登山道にはたくさんの花が咲いていました
 新しい巣を作る準備から引っ越しに至るまで約1年半、新しい巣に住んでからも、あちこちに棚を作ったり・・・花壇を作ったり・・・と、休みの日は家に関した作業に追われ、TANUKI の趣味の世界はどこかに忘れ去られていました。
 夏には、「久住に連れて行く」とチビダヌキに約束させられましたが・・・この鈍りになまった体では、とても久住の山頂には立てそうにもありません。
 とりあえず2年ぶりのトレーニング(?)と思い、秋吉台に出かけました。本当は久しぶりに鳳翩山に・・・とも思ったのですが、まずは体慣らしに・・・アップダウンが少なく・・・景色の良い所へと・・・(贅沢?!)
 秋吉台の最高峰(?)龍護峰は、国民休暇村から30分ぐらいで頂上に立てます。トレーニングにはならないので「西の西山」を経由して縦走してみようと出発しました。

 西山は秋吉台の中でも最高のビューポイントとTANUKI は思っています。頂上からの秋吉台の眺めは最高です。観光客の多い展望台から長者ヶ森、地獄台まで一望できます。
 西山頂上近くで昔の村境の碑を見つけました。3面に「秋吉村」「別府村」「共和村」と彫られていました。「秋吉」「別府」という地名は知っているのですが「共和」というのが分かりませんでした。帰って調べてみましたら、昭和の大合併の前、「秋吉村」「岩永村」「別府村」「共和村」という名前がありました。それらの村が合併して「秋芳町」となり、平成の合併で美祢市・秋芳町・美東町が合併して「美祢市」になったのでしょうか。秋吉台周辺は、TANUKI のテリトリーを離れますので、よく知らないのですが・・・このあたりの歴史もおもしろそうだなと改めて感じています。

 西山から、わずかに残る踏み跡をたよりに龍護峰を目指しましたが、途中、ドリーネに阻まれ・・・踏み跡もよく分からなくなり・・・山焼きの時の防火帯に降りるはめとなりました。まだ草もそれほど伸びていないので、藪こぎはしないですみましたが・・・予想よりもアップダウンがきつくて・・・TANUKI夫婦にとっては、まずまずのトレーニングとなりました。

 眺めも最高で・・・あちこちに咲いていたお花もきれいでした。何よりだったのは・・・日曜日にもかかわらず、この雄大な自然を我々夫婦だけで独り占めできたこと。展望台や長者ヶ森の方は観光客で賑わっていましたが、さすがにこちらまで来るような物好きはいないらしく・・・出会ったのはヒバリさんとカッコーさんぐらいでした。
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