紅葉を求めて奈良・京都 その1
TANUKI の 近況報告    紅葉を求めて奈良京都 その1    2018.11.19.
まずは興福寺・・・紅葉よりも再建された中金堂へ! 再建された中金堂 見事な鴟尾も乗って・・・立派!
周囲は、まだまだこれから整備するとのことでした 木組みも立派・・・TANUKI夫婦が寄進した瓦も乗ってるかな?
猿沢の池からも、中金堂が存在感を示していました 柳茶屋で「おしるこ」を・・・ここからの眺めも良いですね
紅葉を求めて奈良・京都・・・& 興福寺中金堂へ!

 今回の旅は・・・「5年前に見た、奈良の見事な紅葉をもう1度見たい!」というのが目的その1。もう1つは、「興福寺の中金堂が落成」したそうなので、どうしても訪れたい・・・という2つの目的を達成することです。

 いつもの時間の新幹線で大阪へ。いつものホテルに荷物を預け、一路奈良へ・・・とにかく一直線に興福寺へ。真っ赤な中金堂が! いや〜、すごい! 感動! 上品な朱色ですね〜! 鴟尾も堂々としています。
6年前、早くに亡くなった2人の親友の冥福を祈り瓦を寄進しました。そのあと、我々夫婦のために再び瓦を寄進しました。中金堂の落成は平成30年と聞いて・・・「まだまだ先だなあ〜・・・落成した時、再び2人で、元気に来ることができるかな?」と思っていたのですが・・・来ることができました! きっと、我々夫婦が寄進した瓦も屋根に乗っていますよね。
 中金堂の中にも入れていただきました。ご本尊の釈迦如来さん、脇侍の薬王菩薩さん、薬上菩薩さん・・・南円堂から移ってこられた四天王さん、それに大黒天さんと吉祥天さん・・・広い中金堂の須弥壇でゆったりしておられるような気がしました。
 まだ木の香りがするような堂内。槍鉋(やりがんな)の跡がしっかり残った太い柱・・・素晴らしいお堂でした。前に奉納した瓦に名前を書いた親友のことなども含め、いろいろな思いが重なってきて・・・感無量なひとときでした。来て良かった!

 中金堂の御朱印があるとのことだったので頂いて・・・まだ側で瓦の寄進をしておられました。聞いたら、中金堂の落成で終わるのではなく、南大門や中門など・・・まだまだ興福寺の再建は続くのだそうです。それならと、孫2人の名前を書いて寄進させていただきました。TANUKI夫婦には6人の孫がいます。一番上が、このHPのアーカイブで10年ぐらい前からちょくちょく顔を出してる「チビダヌキ」・・・とは言っても、もう大学生、チビダヌキの名前は返上です。そのチビダヌキから4人目までは、東大寺で名前を書いて瓦を寄進しています(上の3人は、東大寺に連れて行って寄進しました)。で、今回2人の寄進をしましたので、孫全員の瓦を寄進したことになります・・・お寺は違うけど・・・。

 興福寺を出て・・・この日は、興福寺以外行く予定はないので、猿沢の池をぶらぶらして、湖畔の「柳茶屋」さんでぜんざいを食べ・・・美味しかった! ホテルに戻ろうとアーケード街を抜けたら、やっぱりここは彼の国の観光客ばかりでした。ま、それはいつものことなんだけど・・・今回、ちょっとびっくりしたのは、店の呼び込みのお姉さんも中国語で大声を張り上げていました。 もちろん周囲で聞こえる声は日本語じゃないので・・・思わず「しまった!パスポートを忘れてきた!」と思ったほど(笑!)。

 大阪に戻り、ホテルにチェックインしてから食事に。今日は「串揚げ」を。大阪は、やっぱり安くて美味しい!

                              《 紅葉を求めて奈良・京都 その2 へ続く 》