京都へ行こう その2
TANUKI の 近況報告    京都へ行こう その2        2018. 1.19.
西本願寺 唐門・・・やっと本山にお参りできました 二条城へ・・・ここは、さすがに観光客が多い!
ガイドツアーに参加・・・丁寧に説明をして頂いて感謝! 非公開の西門・・・ツアーだけの特別公開だそうです!
西門 江戸時代の門番さんの落書・・・ 神泉苑・・・風水によると平安京に気が涌く所とか
嵐山・・・やっぱり渡月橋は渡らないと・・・ 天龍寺もお約束の観光地ですよね
西本願寺・二条城へ・・・

 京都2日目。昨日の血圧上昇も収まったようで・・・京都バスの1日フリー乗車券を買ってホテルを出発しました。
 まずは西本願寺へ。TANUKIの家は先祖代々浄土真宗なんですよね。本山は西本願寺・・・TANUKIの父親が亡くなった時に行ったのですけど(早くなくなったのでTANUKIが中学生でした)・・・もう半世紀以上も前ですね。昨年母親も亡くなったし・・・分骨はしませんけど、ご本尊様に挨拶ぐらいはしないとね。さすがに本願寺は観光客もいなくて静かな境内でした。
 バスで二条城へ。ここは観光客でごった返していました。拝観料を払って歩いていたらガイドの札を下げた女性が「11時からツアーガイドしますけど、いかがですか?」と声をかけてきました。きっと「おやおや、カモちゃんが来たよ〜。ほら、背中にネギしょってるじゃん!」と思ったのかな?
ま、初めて来た場所だし・・・この際、カモになって案内してもらおうか・・・と、参加してみましたら、これが大正解!!
団体客などでごった返してるのに、それをうまく躱しながら約1時間半、とても詳しく説明し案内してくださいました。そして最後に・・・非公開の西門へ。徳川慶喜さんが、ここから密かに京都を脱出した門だそうです。でも、周囲には石垣の材料と思われる大きな石が雑多に積まれていたり、船の錨が無造作に置かれていたり・・・これらは江戸末期からそのまま置かれているのだそうです。一番感動したのは、門に彫り込まれていた落書き。門番の侍が暇つぶしに彫ったらしいのですが・・・大名行列を思わせるもの、キツネ(伏見稲荷を通って来たという意味かな?)など興味深いものでした。
 今、我々が文化財にこんな落書きをしたら大変なことになるのでしょうし・・・昔だって許されることではなかったと思うのですが、時間というか歴史の中で洗われていくと、これも貴重なものに代わっていくのですね。感慨深いものでした。

神泉苑によって嵐山へ・・・

 二条城の中の茶屋で茶そばの昼食を食べ、少し歩いて「神泉苑」に。昔、何かの本で読んだことがあった・・・平安京は風水によると四神の守る地で、ここがその気がわき出る池とか・・・昔の内裏はこのあたりだったそうですが。1度来てみたかったのです。
 神泉苑からバスで嵐山をめざしました。途中、バスから嵐電が走ってるのを発見。バスを降りて嵐電に乗り換え嵐山へ・・・嵐電もぜひ乗ってみたかったのです。
 で、嵐山ですが・・・予想通り、観光客であふれかえっていました。渡月橋までの道は、ずっと観光客の列が続いてる。しかも聞こえる言葉はハングルばかり。やっぱりな〜と思いながらも、何とか人混みを避けたいと裏道へ。ちょっと素敵な喫茶店を見つけて、またまた「ぜんざい」を注文。丹波の栗が入ってるそうで、とても美味しかった。
 その後、定番の観光地・・・渡月橋を渡り、再び嵐電の駅に戻って「天龍寺」へ。入り口(庫裡)で大きなダルマさんの絵が迎えてくれました。さすがこのお寺の庭は素晴らしいですね。でも、御朱印は手書きでなく判子でした。その代わり200円だったけど。天龍寺を出て、竹林をぶらり散歩と思ったのですが、ここも観光客の列が・・・。とても、のんびりと歩くような雰囲気じゃないので、そそくさとJRの駅に行き、嵐山をあとにしました。

 京都・・・閑散期なら観光客も少ないだろうと期待してたのですが・・・全くの期待外れでした。あの甲高く大きな声は少なかったけど、ハングルばかり聞かされました。しかも若い人が多かったですね。「まあ」というか、「さすが」というか京都ですよね。途中で立ち寄ったお店の人が「ここは春と秋は外国ですよ・・・」と言っておられたけど、これでもましな方なのかも知れませんね。ひとつだけ疑問なのは「あの人達、何を求めてお寺とかに来るんだろ?」宗教は関係ないですよね。かといって、庭とかを静かに眺めてるわけでもないし・・・。

                                京都へ行こう その3 奈良編 につづく