ミヤマキリシマを見に・・・その1
TANUKI の 近況報告    ミヤマキリシマを見に・・・その1   2018. 5.27.
鶴見ロープウェイで山頂へ・・・ 山頂付近はミヤマキリシマがちょうど見頃でした
すべての大株がちょうど満開・・・見応えがありました 由布岳をバックに・・・いつまでも見ていたい景色でした
写真ではよく分かりませんが・・・星生山がピンクに 牧ノ戸への途中・・・やっぱり星生山はピンクに染まってる!
「やまなみ」を走って阿蘇へ 震災後、復興されたと聞き、もう1度行きたかった旅館
ミヤマキリシマを見に行こう!

 今回の旅の目的、「その1」・・・鶴見の(!)ミヤマキリシマが見たい! 今まで満開のミヤマキリシマは、「霧島(高千穂の峰)」、「雲仙(仁田峠)」、もちろん「くじゅう」と出会ってきましたけど・・・もっとも、くじゅうでは雨の中の登山で滑って泥人形になったり、雲仙岳は豪雨で登山を中止させられたり、と山の神様は、簡単には見せてくれませんでしたが・・・なぜか簡単にロープウェイで上がれる鶴見は、今まで満開のミヤマキリシマを見ていません。
「その2」は・・・昔泊まったことのある南阿蘇の旅館が復興されて、営業を再開したとのこと。是非もう1度泊まりに行こうと思ったのですが、なぜか今までタイミングが合わず行くことができませんでした。今回は、南阿蘇まで足を伸ばして・・・熊本経由で南阿蘇、阿蘇、くじゅう、鶴見(別府)と回ってみようと計画しました。
 大分に住む義弟(ms.TANUKIの弟)から「鶴見はロープウェイの山上駅周辺が見頃、山頂はあと少しで・・・」との情報をもらい、「今だ!」と。しかし天気予報では27日は晴れ、でも翌日からは雨の予報。鶴見とかは雨だけじゃなくて霧が出ますから・・・仕方ないので、先に鶴見に行くことに。宿は予約済みなので、この日は思わぬ長距離走行となってしまいました。

念願の鶴見のミヤマキリシマに出会えました! 満開でした!

 別府までは東九州道経由で2時間半。楽になったものです。昔は10号線の渋滞で、別府まで1日がかりだったのに・・・。
で・・・鶴見のミヤマキリシマ、見事でした!山頂付近はちょうど満開。ジャストなタイミングで鶴見のミヤマキリシマに出会えました。言葉にならない美しさでした。由布岳も山頂付近がピンクでした。
 鶴見から湯布院を経由して「やまなみ」を走り九重に。長者原(ちょうじゃばる)に着いたら、星生山がピンクに染まっていました。くじゅうのミヤマキリシマは・・・TANUKIの今までの感覚では、鶴見の1週間後、山開きの頃と思っているのですが、なぜか早いようです。TANUKIの友人の話では、シャクナゲもカタクリも、山の花はどこも早く咲いているようです。冬が寒くて、急に暖かく(暑く!)なったからでしょうか?そう言えば、桜も早く・・・それも一気に咲きましたね。
長者原も牧の戸も、登山客の車で駐車場も一杯。道路も路駐の車であふれ、車を止めるこもできませんでした。せめて沓掛の展望台まで行ってみたかったのですが・・・満開の情報で登山客も殺到したのでしょうね。山開きの時には、もうミヤマキリシマは終わってるでしょうね。

 前回来た時は、「やまなみ」も一部通行止めで、一の宮へは降りられなかったのですが、今回は開通していました。ただ、南阿蘇に行くには・・・熊本からは、崩落した阿蘇大橋に代わって長陽大橋が開通していますが、一の宮からは立野が通れませんので、高森を回るか登山道を利用して行くしかありません。阿蘇パノラマラインを走り、米塚を回って・・・距離の割に時間がかかりました。

 でも、何とか旅館に到着。白水温泉の露天風呂と美味しい馬刺しが迎えてくれました。
 南阿蘇の旅館、やはり相当な被害があったようで・・・あちこちの通路のコンクリート部分や部屋の壁にひび割れの補修跡がありました。浴槽にもひびが入り、お湯が貯められない状態だったそうです。宿の方には「以前お泊まりいただきましたよね」と、とても親切に対応して頂きましたし、温泉も前と変わらず、とても気持ちの良いお湯でした。でも、南阿蘇村は、まだ再開できない旅館やホテルも数軒あるとか。まだまだご苦労は続くんでしょうね。

                             《 ミヤマキリシマを見に・・・ その2 へ 》